先輩を育てる新人さんの話

どうも、ほるもんです。

 

今回は、新人さんが先輩を育てる話です。

 

先日、新人研修を終えた新人さんが職場に配置されてきました。

しっかりとしたアラサーの僕としては「あ、また新人さん来たのね。」って感じで、こなれたものなんですけど、今まで一番下っ端で仕事をしていた後輩くん的にはちょっとした一大事です。

 

「後輩が来た」ということは「先輩になった」ということだからです。

今までは自分が一番下だったので、何かわからないことがあったり、問題が起こっても先輩に聞いて対処することができました。ところが、「先輩になった」ということは、新人くんが何かわからなかったり、問題が起こった時に「相談される側になった」ということだからです。それだけではありません。新人君に間違った指導をして何かあったら「それ、誰に教わったの?」となるわけです。

 

これは、思っている以上に難しい問題です。

後輩くんの考えで動いている後輩くんのことならまだしも、後輩くんの意志とは全く別物の生物である新人君の動向を考え、自分の思考回路とは全く別のものの新人君のことを考えながら教えなければなりません。

 

人に何かを「教育する」ということ。「教える」ということは、非常に難しいことだと思います。

「教える」ということは、常に一方の意思だけでどうこうなるものではないからです。

 

たとえば、後輩くんがどんなに努力して教えようと新人君がやる気を出さないと全く吸収してくれません。

どんなに、後輩くんが毎分数百リットルの水を流そうが、新人君がスポンジを握りつぶしたままでは、全く吸収されずに、流れ去るだけなのです。

これでは、ただただ労力の無駄遣いです。

 

では、どうすればいいのでしょうか?

どうすれば、新人君のスポンジに水を吸わせることが出来るのでしょうか?

 

きっと、後輩くんは考えるはずです。

どうすれば、新人君のスポンジに水を吸わせることが出来るのかを。

 

そのためには、正しい状況判断が必要です。

後輩くんにわかっていることは2つ。

後輩くんが膨大な量の水を流したこと。

そして、新人君のスポンジに水は吸わなかったこと。

 

アラサー上司の僕としては、後輩くんには沢山の仮説を立ててほしいのです。

どこに問題があったのかを。

 

・水を流しすぎて、水圧的な何かで吸えなかった?

・膨らむ時に吸うはずのスポンジが潰れたままだった?

・そもそもスポンジがビチャビチャでこれ以上吸わなかった?

・そもそも、スポンジだと思ってたけどただのプラスチックだった?

・スポンジが何かにコーティングされていて、水がしみなかった?・・・etc

 

そういったことを推察することによって、後輩くんの思考回路は爆発的に成長するはずです。起こった問題は1つなのに、いくつもの仮説によりいくつもの問題を疑似体験出来るからです。

 

春から新社会人になった新人さんもたくさんいるはずですが、同時に春から先輩になった旧新人さんもたくさんいるはずです。

初めての後輩が出来、初めて職場で先輩になった方々。

 

後輩は先輩を育ててくれます。後輩育成に励んでみてくださいね。

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